スタッフ日誌

末<アラガ―>

2022.12.30 UpDate

今年も末ですね。
こんにちはアラガ―です。お久しぶりっす。

さすがに今年も終わるんだし久しぶりに日誌浮上です。
せっかくなので今年を振り返ってみましょうか。

●アンレス・テルミナリア
15周年記念ということで銘打ちました。
piecesからの流れということでシナリオ頑張りました。
自分がこのタイトルで一番やりたかったことは主人公の別人格イノリです。
クライマックスの別離のシーンは個人的に納得のいく出来になったと思います。(黒屋も好き)
学園長とイノリはその後どんな旅をしてるのかなーと思いはせますね。
インスパイアした「世界から猫が消えたなら」という映画があります。
ご興味ありましたらぜひ。
ご好評いただいた反面、piecesからの設定引継ぎ要素が強いというご意見も散見しました。
なるべくフラットでもちゃんとわかるようにしようという意識を持っていたんですが、ちょっと作り手都合が反映されてしまったのかなと反省しています。
売上事情としては想定していたパフォーマンスは出せたので、後述しますがまた次回作で飛躍できますよう頑張ります!

●竜姫ぐーたらいふ3
3作続いたこのシリーズも今回でひとまずの終了となります。
終わってみると意外(?)にもお祭りが終わってしまったような寂しい気持ちが強く残りました。
なかなかここまで個性の強いキャラクターたちが奇妙に調和しているコミュニティのゲームはうちでも無いんじゃないでしょうか(笑)
機会があればSSなどで後日談も描いてみたいですね。ありがとうどらぷり。
(新作も動いてますのでお楽しみに)

●けもの道☆ガーリッシュスクエア2
情報公開されたばかりのけもスク2です。
白雪と球美推しのみなさまお待たせしました。
それだけでなく、はねると天寅のイチャラブシーンもありますし、
アイドルグループ「けもの道」としての試練&飛躍も描かれます。
ぜひ箱推しになって彼女たちの活躍をお楽しみください。

●水鏡まみずライン新作
こちらも水面下で進行中です。
現在はキャラデザが終わり立ち絵を塗り塗りしています。
シナリオ進行は本編執筆が3割ほど済んでいる感じですね。
どんなゲームなのかについてですが、前作の良かった点や反省点を踏まえ、
「一人のヒロインに設定を集約させすぎず、それぞれのヒロインを深堀りしていく」スタイルにしました。
これまでの結愛や恋は、トゥルールートして世界観や設定がラストに集約されて深堀りされていくという反面、他のキャラルートではそのラストに至るまでの側面的な見せ方になっていくという性質がありました。
メリットデメリットそれぞれがあるのですが、次回ではヒロイン全員が主役級としてどっぷり描こうぜ、というモットーで世界観を構築しました。
ぱっと見は「ちょっぴり昔のWhirlpool感」を感じるかもしれません。
そういう面を出しつつ、培ってきたシナリオのカタルシスもがっつり籠める!という意気込みです。
発売はしばらく先になります。発表は2023年の秋ごろとなりそうなので、気長にお待ちください。

という感じです。
今年もWhirlpoolにお付き合いいただき本当にありがとうございました。
こうやって今もゲームを作り続けられるのも応援してくださる皆さんのおかげです。
来年も良い年になりますように!