スタッフ日誌

発売後、はじ論について<アラガ―>

2024.03.08 UpDate

皆さんおはようございます。
Whirlpoolの適当おとこアラガ―でございます。

約2年ぶりのフルプライス『はじめるセカイの理想論 -goodbye world index-』が無事発売されたということもありますので、発売後だから言えるあれやこれや書いてみよう思い筆を取りました。ちょっと喉が痛いです。

あ、文章が長くなる前に先に告知だけ!
近日中にティアさんの抱き枕カバーの通販がスタートします。
生地はもちもちなライクトロンリッチです。
過去作の抱き枕カバーもライクトロンリッチにリメイクしたいなと思うのでアンケートでどのキャラが良いかご意見募ってみようと思います!
あとまだ情報出てないですが3/31の秋葉原「超」同人祭+に参加予定です!

 

さあ、ではいきましょう。
ちなみにネタバレ要素含むので気になる方はここでストップしてください。

 

 

 


では参ります。

ということではじ論が発売され約2週間が経ちました。
おかげ様で皆さまにプレイいただいた感想がネットにチラホラ出てきましたね。
大変ありがたいことに楽しんでいただけたというお声をたくさん頂戴しております。
フルプライスは大体2年くらいのロングスパンなので、制作している途中はかなり不安なんですよね。
その時は良い!と思っていてもずっとそのテンションを維持できるわけでもないですし、時代の流れなどもありますから不安になることも多々あります。
それでも信じ抜いて作り上げたものがこうやって皆さまの元に届き「おもしろかった」と言ってくださるのがなによりのご褒美になるわけです。
本当にプレイしていただきありがとうございます。
もちろん感想がすべてポジティブなものだけではありませんし、同時に反省しなくちゃいけないこともたくさん学びながらエゴサしている次第であります。

自分の所感ですが、今作で試みた「ヒロイン全員がトゥルールート」という方針が上手くハマってくれたのかなという印象です。(なぜこの方針にしたかの経緯は過去の日誌を読んでください)
当たり前っちゃ当たり前なんですが、ヒロイン一人一人を大切にすることの重要さを改めて意識して作ったゲームです。
そしてそのヒロインたちをキチンと掘り下げることのできる「それぞれの理想を探求する舞台」を用意できたのも大きなポイントになりました。
ライターのパフォーマンスが大いに発揮できたのではと思ってます。

ここからネタバレ要素がつっと入ります。
※ゲーム全プレイしていない人は避けたほうが良いと思います!

 

自分のXで呟いたんですが、個人的なおすすめクリア順はヒナギク→ハルカorティア→ヘル子です。
というのも、神ちゃんの用意したこの世界にとって一番王道的な結論を出したのがヒナギクであり、ハルカやティアENDは世界にとってある意味ちょっと変わり種的な結末になるんですよね。
さらに変化球な形はもちろんヘル子ですね。(詳しくはぜひゲームをプレイしていただいて…)

各ルートのエンディングでそれぞれ変わった形で結末を見せられたのは良かったです。
ちなみに自分は最初シナリオをテキスト状態で読むわけですが、その時はティアルートがお気に入りだったんですが、ゲーム実装でテストプレイした時のヘル子ルートに想像以上におぉ、、ってきましたね。

個人的に歴代上位にくるであろうお気に入りセリフ
「半径○メートルの、ここが私の○○○。」
良いよね。

あとちょっとシン(主人公)ルートについて補足なんですが、これをtrueルートと呼んでいる方が結構いらっしゃいました。
たしかに全クリア後に開放される総括ルートのような立ち位置ですしそう映っちゃうのもあるんですが、あくまでこれは主人公のストーリーってだけでtrueというつもりではありません。
最初に言った通りこのゲームはヒロインそれぞれがトゥルーなので、そういう意味ではもちろんシンルートもトゥルーですよ。(早速矛盾してて草)
そもそもtrueとはなんぞやみたいな定義の話になっちゃうと正直困っちゃうんですが(汗)、まあそんな感じでございます。

 

ということで脈絡もなくつらつらと書きましたが、はじめるセカイの理想論少しでもたくさんの皆さまに楽しんでもらえたら幸いです。

しばらく新作の情報は出なさそうですが、相変わらず水面下ではこちょこちょ動いておりますので気長にお待ちくださいませ。

それではここらで失礼します<m(__)m>