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2026.01.27 UpDate
Whirlpoolを応援してくださっている皆さまへ。
このたびWhirlpoolは、
5/29発売予定『Relirium-レリリウム-遺跡と出逢いと冒険と』、
そして7/12開催予定の単独ライブ『Whirlpool Live: Grand Finale 2026』をもって、
20年間に渡る活動を終了することを決めました。
まず最初に、これまで長い時間にわたって作品を手に取り、
応援し、支えてくださった皆さんに、心から感謝を伝えさせてください。
本当にありがとうございました。
Whirlpoolは約20年にわたり、ゲーム制作を続けてきました。
この間、制作を取り巻く環境は少しずつ、しかし確実に変化してきました。
作り続けることそのものが、以前よりも簡単ではなくなってきた――
それは、実感として誰よりも強く感じてきたことです。
そんな中でも、ありがたいことに、
Whirlpoolは制作を継続できるだけの収益基盤を築くことができました。
これは間違いなく、作品を選び、支えてくれた皆さんのおかげです。
一方で、ゲーム開発というものは、
次の作品では必ず「前よりも何か新しい、良いもの」を提示しなければなりません。
それは創作の本質であり、同時に、
会社としても制作者としても、大きな負担と影響を伴うものでもあります。
それでも、その壁を越えられたときの充足感は何ものにも代えがたく、
振り返れば、幸せな日々だったと心から思います。
ただ同時に、このまま続けていけば、少しずつ選択肢が減っていき、
「これまではやれたのに、やれないこと」が増えてしまうのではないか。
そんな不安も、年々大きくなっていきました。
個人的な話になりますが、
ゲーム開発者としての感覚や熟練度は、年々高まっている実感があります。
特に直近2作の『はじ論』や『猫忍スピン2』では、
今出せるベストパフォーマンスを発揮できたと自負しています。
だからこそ悩みました。
まだ作れる、まだ良いものを出せる。
でも、この先を見据えたとき、
ブランドとして、最良の形で終えられるタイミングは、
もしかすると「今」なのではないか、と。
原点回帰ではなく、
新たな挑戦と、今できる最高のパフォーマンスをもって締めくくる。
それをWhirlpoolのゴールにしよう。
そう考え、この決断に至りました。
現在制作している最終作は、
これまでの集大成であると同時に、
新たな挑戦とベストパフォーマンスを詰め込んだ作品になります。
ただ、手に取ってもらえれば、
「まだ、こんなことができたんだな」と感じてもらえるはずです。
同時に用意しているメモリアル特装版も、
グッズが付いているだけの限定版ではありません。
それを持っているだけでWhirlpoolの歴史を感じ、
「Whirlpoolを応援してて良かったな」ともらえるような、
最後にひとつのパッケージをずっと手元に置いてもらいたい、そんな気持ちでご用意しています。
あとは念願のライブです。
悔いのないようにやれることは全て詰め込もうと色々と企画中です。
全部で30曲ほど、豪華アーティストの皆さんが待っています。
皆さんと同じ時間を共有できることをとても楽しみにしていますね。
(夏イベントはちょっと考え中です)
これまでの感謝を込めて、
そして次へ進むための一区切りとして、
最後までWhirlpoolらしく、全力でゲームを届けます。
どうかもう少しだけ、
ワクワクしながら待っていてください。
株式会社トラスロッド・ジャパン
代表取締役 新垣円哉