ストーリー|うそつき王子と悩めるお姫さま –Princess syndrome–


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「女の子の心には、お姫さまが住んでいるの」<お姫さま病【プリンセスシンドローム】>。その不思議な病が公になったのは、ほんの二年ほど前のことです。思春期の少女に芽生える多重人格障害のようなもので、人によって軽いものから重いものまで様々。なかでも重度のものは一定の<感情が揺れる>ことによって、完全な別人格を宿らせることもあります。さらにその際、<望奏【メルヘン】>と呼ばれる特殊な力を使えるようになり、変貌した人格によってはそれを使って暴れ回ることもしばしば。つまり、はた迷惑な病というわけです。やがて病にかかった女の子達は<お姫さま>と呼ばれ、問題を収拾しやすいようにと一つの学園に集められました。<聖アンデルセン学園>。都会から隔離された<夢ヶ島>と呼ばれる島にあるそこは、たくさんの<お姫さま>が集まった女子学園でした。そんな学園に、ある日、一人の男の子がやって来ます。彼の名は有須祐二。<お姫さま>の暴走を止められる、<王子さま>。通称、<うそつき王子さま>です。

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